2022年1月21日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・2号機の原子炉注水設備において、地下水流入量の抑制による建屋滞留水発生量の減少に伴い、淡水生成可能量も減少していくことから、片系による原子炉注水量2.5m/hから片系による原子炉注水量1.7m/hへの注水量低減操作を以下のとおり行う。
 [原子炉注水量変更実績]
 (1月13日午後1時32分)
  炉心スプレイ系原子炉注水量 :  0 m/h → 1.7 m/h
  給水系原子炉注水量     :2.5 m/h →   0 m/h
 [原子炉注水量変更予定]
 (2月9日)
  炉心スプレイ系原子炉注水量 :1.7 m/h →   0 m/h
  給水系原子炉注水量     :  0 m/h → 1.7 m/h
<使用済燃料プール>
・1,2,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。
・1号機および2号機使用済燃料プール(以下、「SFP」という。)循環冷却系においては、3号機SFP循環系(二次系)設備撤去関連作業に伴い、1月20日午前8時から同日(1月20日)午後5時までの間、1号機については一,二次系、2号機については二次系の運転を停止予定であり、停止期間終了時点で以下の通り評価。
 1号機:1月19日午前5時現在のSFP水温度は19.2℃であり、放熱を考慮し停止期間終了時点で約19.8℃と評価。
 [実績]1月20日午前10時19分、SFP循環冷却系の運転を停止。冷却停止時のSFP水温度は19.1℃。
    予定作業が終了したことから、1月20日午後3時45分、SFP循環冷却系の運転を再開。運転再開後のSFP水温度は19.3℃。運転状態について異常がないことを確認。
 2号機:1月19日午前5時現在のSFP水温度が18.7℃であり、放熱を考慮し停止期間終了時点で約19.4℃と評価。
 [実績]1月20日午前10時33分、SFP循環冷却系の運転を停止。冷却停止時のSFP水温度は18.6℃。
    予定作業が終了したことから、1月20日午後3時20分、SFP循環冷却系の運転を再開。運転再開後のSFP水温度は18.7℃。運転状態について異常がないことを確認。

【1~6号機の状況】
 ※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。