2022年4月13日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
 ・4月13日午前10時28分頃、FタンクエリアのJ2から水が滴下していることを当社社員が発見した。
  状況は以下のとおり。
   ・発生場所(設備名称)  Fタンクエリア
   ・漏えい箇所       J2タンクフランジ部
   ・漏えい範囲       約3cm×5cm×深さ1mm
   ・漏えい継続の有無    9分に1滴程度
   ・外部への影響      漏えいした水は堰内に留まっている
  また、滴下に対し、受けの設置を完了した。

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・3月16日に発生した地震以降、原子炉格納容器の水位について監視強化中。その他、原子炉格納容器の温度や圧力等の推移についても注視している。
・1号機原子炉格納容器の水位については、以下【参考①】の通り、一時的な低下はあったものの、大きな変化は確認されていない。引き続き、監視を継続していく。
・3号機原子炉格納容器内水位については、以下【参考②】の通り大きな変化は確認されていない。引き続き、監視を継続していく。
・なお、敷地境界モニタリングポストおよび連続ダストモニタ、ならびに構内ダストモニタ等に有意な変動がないことを確認しており、周辺環境への影響ありません。
・1号機の原子炉格納容器の水位については、今後の水中ROVによる調査再開の準備として、原子炉への注水量を以下のとおり増加させる。
 <原子炉注水変更予定>
 (4月14日)水位増加操作
   原子炉注水量  :4.0m/h→6.0m/h
 (水位回復後)水位安定操作
   原子炉注水量  :6.0m/h→4.8m/h
 また、今後、水位の傾向を見ながら微調整のための流量調整(-0.5m/h~+0.5m/h程度)を行う。

<使用済燃料プール>
・1,2,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。

【1~6号機の状況】
 ※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

参考

参考

添付資料

参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。