2023年12月19日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部が新規事項)

【サブドレン他水処理施設の状況】
サブドレン他水処理施設の状況

【構内および海域モニタリング結果の状況】
・地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路、海水(港湾内、港湾外、1~4号機取水口内)、魚介類、海藻類等の分析結果について、一部のデータ(護岸地下水観測孔 分析結果(1/2)護岸地下水 地下水観測孔№0-3-1 全ベータ放射能、Cs-137)が、至近の分析結果と比較して上昇している。なお、海側遮水壁の外側の海水分析結果に有意な変動は見られてない。
・なお、トリチウムを中心とした拡散状況や海洋生物の状況を今後継続して確認するため、2022年4月から海水(港湾外)、魚類、海藻類のモニタリングを強化している(2022年4月20日から試料採取を開始)。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
・3号機の原子炉注水設備においては、原子炉格納容器の水位の安定化のため、原子炉注水量を4.0 m/hまで増加させ傾向を監視してきた。
 目標としていた水位付近まで上昇してきたことから、水位上昇を抑制するため、12月19日午前11時39分、原子炉への注水量を以下のとおり変更した。
 (12月19日の原子炉注水量変更:4.0 m/h→3.8 m/h)
 関連パラメータについては、異常のないことを確認している。
 今後も、水位の傾向を見ながら微調整のための流量調整を以下の範囲内で行う。
 (4.0 m/h±0.3 m/h程度)
 流量調整を実施した際には、実施の都度、流量調整の実績をお知らせする。
 引き続き、水位計および関連パラメータについて、慎重に監視する。

<使用済燃料プール>
・1,2,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。
 ※5号機は使用済燃料プールのサイフォン防止対策工事のため、12月19日午前10時31分に使用済燃料プール冷却を停止した。冷却停止時の使用済燃料プール水温度は19.1℃。

【1~6号機の状況】
 ※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2022年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2021年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。