福島第一原子力発電所の状況について(日報)
2018年3月8日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー
福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。
(下線部が新規事項)
【継続実施中の主な作業】
<1~3号機使用済燃料プールからの燃料取り出し>
・2017年1月17日 3号機の燃料取り出し用カバー等の設置作業を開始し、8組からなるドーム屋根の吊り上げ作業を7月31日~2018年2月21日にかけて実施。
<処理水貯留タンク>
・2015年5月27日 フランジボルト締めタイプの貯留タンクの解体開始。
【サブドレン他水処理施設の状況】
【地下水バイパスの状況】
【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動はなし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring/index-j.html
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/monitoring2/index-j.html
【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(4号機は燃料取り出し済み)。
・1号機使用済燃料プール(以下「SFP」という。)については、2月1日午後3時10分にSFP循環冷却の一次系の冷却を停止。冷却停止時のSFP水温度は25.4℃。3月12日午後5時まで冷却を停止予定。SFP循環冷却一次系のポンプは2台(A,B)あり、ポンプAは点検を行い、ポンプBについてはポンプAの点検を行う際の作業安全確保の観点から停止状態とする。放熱を考慮した停止期間終了時点で約23.5℃と評価。
・2号機SFP循環冷却系については、今回、2号機SFP循環冷却設備信頼度向上対策工事を実施することから、3月1日午前5時57分当該設備の一次系を停止。3月12日午後5時まで停止予定。冷却停止時のSFP水温度は28.5℃。放熱を考慮し、停止期間終了時点で約40.4℃と評価。
・1~3号機SFP循環冷却二次系共用設備を耐雷対策工事に伴い、3月8日午前6時19分、運転を停止し、3号機SFPの冷却を停止。冷却停止時のSFP水温度は25.6℃。同日午後5時(予定)までの停止期間終了時点でのSFP水温度については、放熱を考慮し、約26.4℃と評価。また、3月9日午前5時~午後5時(約12時間)の停止期間における温度評価については、3月8日午前5時現在の3号機SFP水温度が25.7℃であることから、運転停止期間終了時点でのSFP水温度については、放熱を考慮し、約26.1℃と評価。
【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/pla/index-j.html
<滞留水の水位・移送、処理の状況>
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/tairyusui/index-j.html
以 上
添付資料
参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)
参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)
参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)
参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)
※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。