冷温同時取り出し式ヒートポンプ採用事例
日野自動車株式会社 羽村工場さま
日野自動車株式会社羽村工場さまでは、CO2排出量削減とコスト削減を目的として、世界で初めての自動車塗装ブースの空調熱源に冷温同時取り出し式ヒートポンプを採用されました。
お客さま基本情報:
- 所在地:東京都羽村市
- 操業開始:1963年
- 主要生産品目:自動車塗装・組立、部品組立
<システムプロセス図>
お客さまのコメント
既存の熱源システムはガス吸収式冷凍機と蒸気ボイラで構成されており、個別に冷熱源、温熱源を持っていました。
ガス吸収式冷凍機は機器単体の効率が低く、また、蒸気はボイラ自体のロスや長い配管からの放熱ロス、ドレンロスなどがあり、従来システムの総合効率は必ずしも高くはありませんでした。
新たに導入した冷温同時取り出し式ヒートポンプは、1台の機器で冷熱と温熱を効率よく供給することができます。従来システムに追加設置することで、CO2排出量とランニングコストの大幅削減を実現し、さらにバックアップ機能も確保することができました。