TEPCOグループでは、長期的な視点で検討が必要な課題および価値を創造するための施策について、「福島責任」、「事業戦略」、「事業基盤」、「社会責任」の4つのカテゴリに整理・抽出し、それぞれの財務的インパクトとともに「重要性(マテリアリティ)」を評価し、取締役会が管理する重要な経営課題として特定しています。2020年度は、19の項目からなる重要な経営課題を特定し、それぞれに具体的な数値目標を設定し、経営管理を行いました。

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外部環境評価

メガトレンド、市場動向、政策動向、ステークホルダー・エンゲージメント、SDGs

社会的にサステナビリティやSDGsへの関心が高まる中、エネルギー産業を取り巻く環境は大きく変化しています。これらの事業環境の変化に対応するため、メガトレンドや市場・政策動向のほか、株主・機関投資家やお客さま、地域社会の皆さま等、さまざまなステークホルダーの「声」を取り入れ、外部環境の評価を行っています。

リスクと機会の特定

リスク管理委員会、みらい経営委員会、ESG委員会

事業に関わる重要リスクについてはリスク管理委員会、重要機会についてはみらい経営委員会にて分析・抽出の議論を行っています。また、ESGやサステナビリティ等の社会的に関心が高く、経営が取り組むべき課題をESG委員会において議論しています。各委員会で議論・評価された内容は、重要性評価を行うにあたってのリスクと機会の特定に活用されます。

重要性評価

リスク管理委員会、みらい経営委員会、ESG委員会

重要性評価のイメージ

重要性評価のイメージ

社会的インパクト、財務的インパクトの2軸で経営課題の重要性評価を行っています。TEPCOグループ最大の使命は福島への責任の貫徹であり、「福島責任」については社会的インパクトが高い項目として整理しています。それ以外の経営課題については、社会的、財務的にインパクトが高いものを取締役会での管理項目として整理し、監査・監督を行っています。

2020年度 取締役会が管理する重要な経営課題の例

2020年度 取締役会が管理する重要な経営課題の例

重要性評価を通じて、2020年度は19の項目からなる重要な経営課題を抽出し、それぞれに具体的な目標設定を行っています。さらに、それぞれの経営課題には責任者となる執行役を選任し、この目標に対する達成度合いを連動報酬を決定する要因のひとつとしています。
2020年度の実績については、第四次総合特別事業計画の目標値を策定する際の参考としています。