基本的な考え方

激変する環境下において市場競争に打ち勝つためには、社員のエンゲージメントを向上させることが極めて重要と考え、社員一人ひとりの「働きがい」、「成長実感」、「ワークライフバランス」をエンゲージメント指標として設定し、全社員対象の社員意識調査で測定しています。

また、「幸福度」は「Well-being(=心身ともに健やかな状態)」と国際的に定義されていますが、当社としては、エンゲージメントの高まりにより社員がワークとライフの双方で「幸せ」を感じながら最大限のパフォーマンスを発揮できるものと考えており、社員の「幸福度」も重要指標として測定しています。

「幸福度」と「働きがい・生きがい」は互いに高めあう関係性

推進・運営体制

社員意識調査は、年に一度、基幹事業会社を含む東京電力グループ全社員を対象にホールディングス主体で実施しています。
調査の結果は、速やかに各組織にフィードバックし、各組織が、自らの強みや弱みを踏まえ、エンゲージメント向上につながる施策を自律的に展開しています。

主な取り組み内容

2021年度は、前年度と比較し、東京電力グループ全体で「働きがい」が0.02ポイント、「成長実感」が0.05ポイント、「ワークライフバランス」が0.06ポイント、「幸福度」は0.01ポイント上昇しています。
この結果は、企業倫理委員会等を通じて経営層にインプットすると同時に、社外有識者からもご意見をいただき、全社的な施策の検討・実施につなげています。また、社内のイントラネットを活用した「幸福度」に対する継続的な意識醸成とともに、強化期間を設定し「働きがい」「ワークライフバランス」向上に資する施策を各組織で集中的に展開する取り組み等を行っています。

社員意識調査結果

2021年度社員エンゲージメント

  • エンゲージメントスコア:-2~2の5段階を加重平均

  • 幸福度スコア:0~10の11段階を加重平均