東京電力パワーグリッド株式会社は、2016年4月に一般送配電事業会社として新たな一歩を踏み出しました。

 送配電事業者を取り巻く環境は、省エネの推進や再生可能エネルギーの普及拡大などに加え、今後もEVの普及や人口減少、過疎化・過密化などにより、更に変化することが考えられます。
 このような環境下であっても、私たちは低廉で高品質な電気をお客さまにお届けし続け、これまで以上にお客さまや社会から必要とされる企業を目指していきます。
 そのために、最新のICT技術の導入や、改善し続ける企業文化の創造により、グローバルレベルの効率的な事業運営を実現していきます。

 また、さらなる成長に向けて、これまでに培ってきた技術力や構築してきた送配電ネットワーク等を最大限に活用し、海外進出も含めた事業領域の拡大に取り組んでいきます。こうした取り組みにあたっては、さまざまなパートナーの皆さまとの積極的な協業を通じて、事業展開を加速していきたいと考えております。

 今までの延長線上ではない「非連続の事業構造改革」を実現することで「世界に羽ばたく送配電事業会社」へ成長し、そして、グループ全体の責務である福島復興への責任をしっかりと果たしてまいります。

2017年6月
東京電力パワーグリッド株式会社
代表取締役社長 金子 禎則

代表取締役社長金子禎則のイメージ写真