当社総合研修センターにおける労働安全衛生法に基づく設備の届出に関する法令違反について
~労働基準監督署からの是正勧告受領および計画の届出~
2017年1月17日
東京電力パワーグリッド株式会社
当社総合研修センター※(所在地:東京都日野市)に設置している非常用発電機燃料タンクの設備計画届出に関する労働安全衛生法(以下、安衛法とする)違反が判明し、本日、八王子労働基準監督署より是正勧告書を受領するとともに、同署に遅延理由書ならびに設置の届出をしましたのでお知らせいたします。
広く社会の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫び申し上げます。
総合研修センターにおいて、非常用発電機燃料タンクを2016年1月に新設を行いました。その際、安衛法に基づき、当該設備新設に係る計画を工事の開始30日前までに八王子労働基準監督署に届出すべきでしたが、実施しておりませんでした。
安衛法に基づく手続きに関する運用について社内マニュアルに記載されており、同法令を含む関係法令遵守を意識していたものの、同法令により規定されている設備を、設置や更新する際の具体的な取扱いが社内マニュアルで明確化されておらず、安衛法に基づく設置計画の届出の対象となることが判断できなかったこと、また、手続きの必要有無を労働基準監督署に確認するルールになっていなかったことが原因であると考えております。
なお、労働安全衛生規則第276条に基づく定期自主検査は計画的に実施しており、設備の機能維持が図られていることを確認しております。
当社は、今後、同様なことが発生しないよう、社員への本事例の周知や再教育等を実施するとともに、労働基準監督署へ設置届出の必要性を確認するよう、社内マニュアルに記載するなど、関係法令の確認および労働基準監督署への事前確認を怠ることのないよう、法令遵守と再発防止に取り組んでまいります。
以 上
※当社流通設備の訓練等を行うための研修施設
添付資料