お知らせ

2021年2月19日
東京電力ホールディングス株式会社
東京電力パワーグリッド株式会社

 今冬の東京電力パワーグリッド(以下、「東電PG」)サービスエリア内の電力需給ひっ迫に伴い、1月10日よりお客さまをはじめ、広く社会の皆さまに電気の効率的な使用へのご協力をお願いしてまいりましたが、現在は、需給状況やLNG在庫状況の改善等により、電気を安定的にお届けできる見通しとなっております。
 電気の効率的な使用にご協力いただきました多くの皆さまに深く感謝申し上げます。また、追加供給力対策として、自家用発電機の増発や需要抑制、燃料の融通等にご協力いただいた事業者の皆さまにも併せて御礼申し上げます。

 今冬の東電PGサービスエリア内の需給ひっ迫は、昨年12月下旬以降の寒波で、低気温が継続したことに伴う暖房需要増加等の影響により、電力需要が増加し、エリアの需給バランスを保つ調整力電源の供給力不足が大規模かつ継続的に発生するとともに、LNG火力発電の計画を上回る稼働が継続し、燃料在庫が減少したことで、発電事業者の一日の継続的な電気の供給量(kWh)が低下したことが原因と考えております。

 なお、今冬の需給ひっ迫については、経済産業省「電力・ガス基本政策小委員会」において国による検証が開始されており、今後、東京電力グループといたしましても最大限検証に協力し、課題への対策を徹底することを通じて、電力の安定供給確保に努めてまいります。

以 上

 <参 考>
 ・省エネや電気の効率的な使用方法については、以下のポータルサイトをご覧ください。
  経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」
  https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/