2021年1月に生じたインバランス収支の調整に係る特別措置について
2022年2月14日
東京電力パワーグリッド株式会社
当社は、2021年1月のスポット価格高騰に伴い生じたインバランス収支の取扱いについて、電力・ガス基本政策小委員会での取りまとめ※1に則り、需要バランシンググループごとに将来の託送料金から毎月定額を差し引く形で調整を行う特別措置の適用について、経済産業省から要請を受けました。
この要請を踏まえ、1月27日に「託送供給等約款以外の供給条件」を経済産業大臣へ申請し、本日、認可を受けましたので、お知らせいたします。
1．特別措置内容
2021年1月分のインバランス料金単価※2が200円/kWhおよび市場価格水準を越えた部分の負担額に応じて、需要バランシンググループごとに将来の託送料金から毎月定額を差し引く形で調整を行います。
2．適用対象者
2022年2月15日から3月15日の間に当社へお申込みいただいた小売電気事業者
（インバランス料金を支払期日までにお支払いいただいている場合に限る）
3．適用期間
2022年4月分から9月分：原則6か月間の託送料金
4．申込方法
特別措置の適用をご希望される事業者さまは、2022年2月15日から3月15日までに当社ネットワークサービスセンターへお申込みください。
ネットワークサービスセンター TEL 03-3509-1709
受付時間：午前9時～午前12時および午後1時～午後5時（土曜・日曜・祝日は除く）
- ※1
第43回 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 電力・ガス基本政策小委員会
（2021年12月27日開催）
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/043.html - ※2
小売電気事業者が電力広域的運営推進機関へ提出した日々の需要計画に対する需要実績の差分を「インバランス」と呼ぶ。需要と供給を一致させるため、インバランスについては一般送配電事業者が補給などを行っており、当該補給などに係る精算に用いる単価を「インバランス料金単価」と呼ぶ
以 上
